「ルパンの娘」第7話 あらすじ
三雲華(深田恭子)は桜庭和馬(瀬戸康史)から正式なプロポーズを受けました。和馬は華が“Lの一族”と知った上で、ともに運命を乗り越える決心をしたのです。
華から話を聞いた尊(渡部篤郎)は、自分たちが“Lの一族”だと伝えると言い、華は反対います。まだ、マツ(どんぐり)以外で、桜庭家が警察一家と知っている家族はいなかったのです。
一方、和馬も典和(信太昌之)たちに華へのプロポーズを報告。しかし、典和や美佐子(マルシア)が喜んだのは和馬の捜査一課への異動であり、結婚に乗り気ではないのです。祖父の和一(藤岡弘)は、覚悟は出来ているかと和馬に尋ねただけで、滝に打たれに出かけてしまいました。
和馬は三雲家に挨拶に来て、尊と悦子(小沢真珠)に結婚を許してもらいました。和馬は、これからはお互いに嘘をつかないこと、華は泥棒をもう二度としないことを約束しようと話し、華も約束しました。
華は、尊たちの留守に本当の住まいであるタワーマンションへ和馬を案内しました。渉(栗原類)は自室で爆睡中。数々の盗品に和馬が目を丸くしていると、尊と悦子が帰って来てしまったのです。華は和馬を渉の部屋に隠し、マツの協力で何とか乗り切ることができました。
桜庭家が代々結納を行って来た旅館に泊まりがけで出かけることになります。華と和馬はお互いの両親に家族の職業がバレないよう作戦を練るのですが、うまくいくのでしょうか。
「ルパンの娘」第7話 ネタバレ、感想
「今度は俺が華を守って見せる!だからこの運命を一緒に乗り越えていこう。俺と結婚してください。」
覚悟を決めた和馬が、すごくかっこよかったです。華、幸せですね~うらやましいわ!
「一課の刑事になったら華と結婚するっていう約束だ。」
心の準備ができていないという父母を半ば押し切る形で、華との結婚を認めさせた和馬。おじいちゃんも許してくれて無事に前に進めたようです。
「あの女と結婚するんだな。覚悟はできているんか。滝に打たれてくる。」
おじいちゃんは何か気付いているようですが、どこまでわかっているかは謎です。滝っていうのがいかにも似合いそう!
本当に和馬と結婚していいのか悩む華に和馬は言います。
「Lの一族だからって気持ちに変わりはない。守らなきゃいけないんだ。華のこと。」
男らしくて素敵!なかなか言えませんよね。立場が立場なだけに・・でも、本当にそれでいいの?って心配にもなります。
「警察が泥棒に頭を下げるなんて嫌に決まってる。」
って華は思うんだけど、和馬は気にせず華の両親に結婚の挨拶をします。
「お父さんお母さん、この先何があろうと華さんを守ります。僕に華さんをください。」
「娘をあげる気はない。これまで手塩にかけて、いっぱいの愛情をかけてきたつもりだ。」
と言った父でしたが、愛する華が選んだ男なので認めないわけにいきません。
「これほど華をほれさせたんだ。不幸にしたら許さないぞ。」
「はい、必ず幸せにしてみせます!」
大喜びの和馬と華!次のお父さんのセリフが秀逸です。
「ところで、公務員という仕事は退屈じゃないか?」
「おいおいでいいんだが、もっと刺激的な仕事を紹介したいと思ってる。」
お父さん~~~早速和馬を泥棒にしようとしていますね!気が気じゃない華。
「二人の幸せを祝って乾杯!」
ってみんなが祝福してくれたことはいいんだけど、前途多難ですよね。
「約束してほしいことがあるんだ。もう嘘はつかないってことと、もう二度と泥棒はしないってこと。」
っていう和馬に華は答えます。
「これからは和君に何でも話す。」
そして、本当に住んでいるタワーマンションへ連れていきます。盗品の数々に目を丸くしていると、父と母が帰ってきてしまい、慌てて爆睡中の渉(栗原類)の部屋に和馬を隠す華。マツ(どんぐり)の機転で何とかしのいだふたりでした。
桜庭家が代々結納をしてきた温泉で結納をすることになり、桜庭家と三雲家が一緒に温泉に行くことになります。華のママはわがままなので、文句ばかり・・そんなママのために部屋を改造してしまうパパ。ママを愛しているんでしょうね。おかしいけど仲良くていいなあ。
「あのお母さんとは馬が合わない。」
って和馬のお母さんが言うのも無理はないですね。このふたりは正反対なんですから。
「俺と華は運命共同体だ。」
という和馬が頼もしいですね。無事に結納を済ませることができるのか心配です。
「いい加減にしてください。これ以上何かあったら警察に言いますから。」
温泉宿のおかみさんが誰かと電話で喋ってるのを華は聞いてしまいます。何が起きているのかな?ちょっと心配ですね。
結納は華のお母さんの足がしびれて、和馬のお母さんに倒れこむというハプニングがありながらも、無事に終わってよかったですね。
華のおじいちゃんも現れて、亡くなったと勝手に思い込んでいた和馬はビックリ。全国を旅していたというおじいちゃんは、伝説のスリ師でもありました。
「お父さん、よかったら温泉に行きませんか。お背中流させていただきます。」
和馬が華のお父さんを誘って温泉に行きます。仲良くなるチャンスでもありますね。
「美肌効果があるらしいわよ。」「美肌?行くわ。」
華のお母さんは、美肌と聞けば行かないわけにはいきません。
それにしても、お父さん!いきなり大胆すぎませんか?
「Lの一族ってどう思う?」なんて。
「悪い人じゃないと思います。」
「さすが華が選んだ男だ。理解がある。」
「実は私たちがLの一族なんだ。華と結婚するからには、いずれそのテクニックを身に着けてもらう。」
ええええ~~そんなにアッサリ白状してしまっていいんですかね?お父さん!どう答えていいのか困る和馬でしたが、もっと驚かないと不審がられますよ!
食事後のお部屋では、酔っ払って逮捕術を披露する和馬のお父さんでしたが、華のおじいちゃんに技をかけてもすり抜けられてしまい不思議がります。さすが伝説のスリ師は関節の使い方が半端ないです。笑
美佐子が温泉に行くと、脱衣場には悦子の衣服があり、そこに盗難品の秘宝も見つけてしまいます。慌てて部屋に戻ると、貴重品ボックスが空っぽで紙切れがありました。
「財布はいただいた。Lの一族」
「Lの一族が、そんなダサいことするわけないだろ。」
「奴らはすぐ近くにいる。」と言って立ち去るおじいちゃん。
「そうね、いるかもしれませんね。この中に。」三雲家を疑う美佐子。
旅館の若女将、磯山樹里(真魚)が警察官を連れて現れますが、典和は密かに警察手帳を警官に見せ、捜査は自分たちが行うと言いました。
若女将の行動を不審に思う華が声をかけます。
「もしかして、今回の事件と何か関係があるんじゃないですか。」
「私があの人のことを愛したりしなきゃ。」という若女将。
闇企業が土地の買収をしており、断ったことから嫌がらせが始まったこと、そして、その社長の息子を愛してしまい苦しんでいることを聞きました。敵対する相手を好きになった苦しさがよくわかる華は、なんとかして助けたいと思うのでした。
話し合いに行った樹里は監禁されてしまい、華と巌は助けに行くことにしました。もう決して泥棒はしないと約束した華は泥棒スーツに身を包みます。
一方、宴会場で捜査会議を始めた桜庭家に華の父が聞きます。
「お父様は、ただの公務員でいらっしゃいますよね。」
「いいえ、私たちは家族全員警察官です。」
ショックを受ける三雲家の父と母。秘宝をなくした悦子は、もしかして泥棒とばれたかもと言います。マツは華に和馬が警察官とばれたことを言います。
そんな中、華は樹里を助け、悪い奴らを退治します。
「ここであったが運の尽き。あんたが犯した罪悔い改めな!」
いつもながら、かっこいいですよね!いつものほわーんとした感じじゃなく、この時はきりっとしていて。
「ばれたかもしれない 私たちがLの一族だってこと。」
華の不安は的中していました。美佐子は典和に悦子の秘宝を見せ、自分の指紋がついていたと言います。“Lの一族”が盗む前に、一度美佐子が触っていたからです。
もはや和馬にも庇いようがない事態です。
泥棒一家の三雲家は、警察家族の桜庭家、いや日本中の警察に追われる立場となってしまったのです。
「警察に包囲される。逃げろ!必ず迎えに行く。待っててくれ!」
という和馬でしたが、無言で走り去る華。
二人の運命はどうなってしまうのでしょうか?すごく次回が気になりますね。
せっかく結納まで済んで幸せだったのに・・・かわいそうなふたり。これも運命なのでしょうか?でもきっと、まだ幸せになれる道が残されていると信じたいですね。ふたりには幸せになってほしいな~って思います。