「偽装不倫」第7話 あらすじ
丈(宮沢氷魚)から「大好きだ」と言われて、銀河鉄道の指輪をもらった鐘子(杏)は、丈の気持ちがわからずに悩みます。丈が本当に好きだと思っていてくれるのか・・・と。そして丈も、夫のいる鐘子に指輪をプレゼントしてしまったことが軽はずみでなかったかと悩むのでした。
一方、風太(瀬戸利樹)のボクシングの試合を観に行き、賢治(谷原章介)との熱海旅行をドタキャンした葉子(仲間由紀恵)は、鐘子に助けてもらって賢治の追及を切り抜けますが、平静を装う賢治が逆に不気味で、疑いを持っているようでした。
翌日、鐘子は賢治に呼び出され、葉子について探りを入れてくる賢治に焦る鐘子。なんとか切り抜けたけど、そこにバイト中の風太が偶然通りかかり、鉢合わせしそうになってしまうのでした。
そんな中、まさ子(田中道子)と一緒に灯里(MEGUMI)の店を訪れた鐘子は、丈と話したいと思うものの、現れた丈にどこか冷たい態度をされてしまい落ち込む鐘子でした。
今日こそは丈に本当のことを言えるのでしょうか?
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「偽装不倫」第7話 ネタバレ、感想
「お姉ちゃん、やらかしたんでしょう。」
「まだ大丈夫。」
って、お姉ちゃん、かなりやばいですよ~!旦那さん、完全に疑っていますよ。
「また言えなかった。」
って落ち込む鐘子。せっかく丈と一緒だったのに、呼び出されてかわいそうですね。
「一体どうなってるのおねえちゃん夫婦は。まさか離婚なんかしないよね?」
って言っても曖昧な表情のお姉さん。鐘子は心配です。
「うそつき奥さんのご帰宅だ。」
って笑顔で独り言を言うところ、怖かった~!寒気がしたわ。
「お帰り ずいぶんと遅かったね。」
両親がいないので不審がる鐘子でしたが
「熱海旅行キャンセルするのもったいなかったから、代わりに行ってもらったんだよ。」
と聞かされ、なんて答えていいかわからないですね。
3人でビールを飲むことになって、気まずい空気が流れます・・辛いよね~鐘子!
「で?怒ってるわけじゃないけど、どうしてこんなことになったのかなって。」
と聞く賢治。まあ、無理ないですよ。こんなに冷静なのがおかしいぐらいです。普通もっと激怒されてもおかしくないですよね。せっかくの旅行をドタキャンしたんですから。
「大変だったの。ごめんね、賢治。実は最近鐘子が・・ね?」
「鐘子がちょっとメンタル的にやばくて。」
えええ~そうきましたか!メンタル的にやばいとは?完全にやばいやつですね。いきなりそんなことにされてしまって鐘子がかわいそう・・お姉さん、ちょっとひどいですね。
「急にメンタルやられるなんて不倫?普通の彼氏なら僕たちに隠す必要ないし。」
と不倫を疑われてしまう鐘子。
「どうなの葉子。葉子的には不倫してる人ってどう思う?」
「いや、最低でしょう。」
「ははは。やっぱりそうだよね。鐘子ちゃん、不倫はだめだよ。」
この会話も怖かったです。お互いに腹を探りあっているような感じですね。鐘子をダシに使って、葉子の真意を引き出そうとしているように感じました。
「嘘を突き通すのも優しさよ。」
っていう葉子だけど、もう別れたほうがいいと思います。愛し合ってないみたいだし。
両親が泊まったホテルのお部屋はラグジュアリースイートだったそうで、かなり豪華だったようです。いいな~そんなお部屋に泊まってみたいものです。
問題を抱えながらも、両親の前では仲睦まじい姉夫婦を見ると、鐘子は複雑な気持ちになります。
「これが世に言う仮面夫婦ってやつか。何でみんな不倫するんだろう。」
一方、ピンク頭の風太に会いたいと言われる葉子は、仕事が忙しくて会えないと言うけれど、今度は手料理が食べたいと言われ、承諾します。
お兄さんから電話が来て、会社のお昼休みに会った鐘子でしたが、不倫のことは否定して、心配しなくても大丈夫だと告げます。
「葉子、最近様子がおかしくない?鐘子ちゃん、知ってることあるんじゃないの?」
「いや、特には。」
「何か気づいたら教えくれるよねえ。」
笑顔が怖い怖い・・。鐘子はお兄さんを裏切ってるようで辛いですよね。お姉さん、いつまで隠せるのかなあ。
同僚のまさ子と一緒にスペイン料理屋さんに行って、丈に会えたけど
「ごめん。急いでるの。話また今度でいいかな。」
なんて言われてしまい、ちょっと冷たいと思ってしまう鐘子でした。
丈が急いでいたのは、病院の先生と会う約束をしていたからでした。それも、病気の話ではなく、恋愛の話を聞いてもらうため・・。先生は、鐘子が結婚していると聞いて、誠実そうな丈がどうしてか疑問に思いました。
「初めは旅の間だけのつもりだったんです。うまくいくかわからない手術にかけるより、残りの人生を楽しもうと思いました。いろんな国を旅して美しい風景を撮ろうと。」
「でも、一人旅は寂しくて、最後の恋がしたくなったんです。僕がいなくなっても平気な人ならいいんじゃないかと考えました。不倫なら自分がいなくなっても彼女がひとりぼっちになることはない・・。」
「でも、いつしか僕は本気で彼女に恋をしてしまった。」
初めて先生に本当のことを話せた丈でした。やっぱり本気だったんですね。
でも、そんなことを知らない鐘子は、まだ悩んでいるのでした。
「人妻の薬指に指輪・・どういう意味なんだろう。」
姉の葉子は、賢治の待つ家に帰りたくなくて、また鐘子を呼び出します。
「今夜はあのこと話そう。」って何?気になります。
「私悪くないわよ。愛してないのよ。賢治が私を。」
という言葉に鐘子は驚きます。愛してないんじゃなくて愛されてない?私も驚きました。
「あの人子どもが欲しいのよ。私たち仕事で出会ってすぐに結婚したでしょ。お互いに条件が合ったから結婚しただけ。」
そして、こう言われたそうです。
「僕にそっくりの子どもが欲しいから、結婚したんだよ。二世帯住宅ならお母さんに子どもの面倒みてもらえるし。」
「そういう人なの。話が通じているようで通じていない。譲っているようで譲らない。彼にとって私はライフプランのひとつなの。」
二人とも若くないし、早く子供が欲しいと思うのは自然とも言えるけど、それだけではねえ・・子供を産むのが義務のように言われてしまうとしんどくなりますね。愛があってこそ、子供が欲しくなるわけですし、好きじゃない人の子供は産みたくないかも・・。
葉子の気持ちも分かるような気がします。だけど、やっぱり今の状況は逃げてるだけだし、はっきりさせるべきじゃないのかなって思っちゃいます。
「結婚甘くなかったわ。続けるわよ。嘘の結婚生活と本気の不倫。」
「誰もがうらやむような幸せ手に入れてから、自分にとっての本当の幸せに気づいちゃうなんてね。」
これからどうなっちゃうんでしょうね。風太も騙されてるわけだから、かわいそうですよね。どっちつかずはよくないですよね。
丈から冷たいこと言われてショックを受ける鐘子。
「あの指輪も僕が言ったことも、全部忘れていいから。」
「人妻だと思って罪悪感を感じたから言ったんじゃないの?本当のこと伝えて、彼とちゃんと向き合ってごらんよ。」」
葉子に言われて
「丈、嘘ついてたけど、私本当は独身なんだ。」
と書いたものの、送信するべきか迷う鐘子。その時、まさ子が現れて送信ボタンを押してしまいます。取り消そうかと思った矢先、既読になってしまい・・・焦る鐘子でした。
ついに言ってしまいましたね!ようやくかあ~~って感じですが。ネットでも、あまりの進み方の遅さにイライラするぅ~~っていう声が多かったです。
これで物語がひとつ前に進みそうですね。次回が楽しみです。