「Heaven?ご苦楽レストラン」第6話 あらすじ
ある夜、「ロワン・ディシー」に堤(勝村政信)の前職・牛丼屋の仲間たちがやって来ました。社長賞を3回も貰うほどの敏腕店長として同僚からの信頼も厚かった堤は、昔の仲間にいいところを見せようと張り切ります。
そして、急にやる気を出して、店を盛り上げようと考えた堤は、お誕生日特典をなど、様々な提案をしますが、オーナーの仮名子(石原さとみ)には受け入れてもらえません。
そんな中、ひとりで誰かを待つ女性客が。彼女は二人分の食事を注文して、一人で寂しそうに食べているのです。気になる店長は、どんなおもてなしをするのでしょうか?
1週間だけ好きなように経営をさせてほしいと申し出る店長にオーナーはどんな判断を下すのでしょうか?
「Heaven?ご苦楽レストラン」第6話 ネタバレと感想
今回は店長の堤さんのお話でしたね。勝村さんはさすが芸達者で、表情豊かなので見ていて楽しいです。
前の職場の人たちにいいところを見せようと張り切る姿は、あるあるだよね~って納得でした。猛牛太郎の店長として社長賞を3回ももらったプライドがありますからね!いいところを見せたいですよね。
毎日賄いで牛丼を食べて、定量超えたっていうのが面白かったです。確かに、いくら美味しいものでも毎日毎日同じものでは飽きてしまいますよね。
そして、店長は目覚めてしまいます。店長としてあるべき姿を崩しちゃいけないと!緩みきったこの店を締め直して、高みに連れて行く!なんて張り切ってしまいました。
そして、改善案として出したのが、バースデー特典!バースデープレートをお出しするというもの。オーナーはあまりいい顔をしなかったけど、とりあえずやってみることにしました。
早速、バースデープレートの予約が入り、気合の入る店長でした。バースデープレートはとても喜んでもらえたのですが、問題発生!お誕生日の人があと3人もいて急遽注文されてしまったのです。困るシェフ・・同じものは無理なので質を落として提供しました。
お連れ様が来ず、ずっと一人で待っている謎の女性に店長が声をかけると、お料理を二人分出して欲しいとのこと。
「いる場所はわかっているんです。安らぎ会館の地下です。」
と聞いて、待ち人はもう亡くなっている?と思った店長たち。しかも、今日が誕生日だと知ると、何かできないかと考えました。シェフはもう帰ってしまったので、冷蔵庫にあったシュークリームで即席のバースデープレートをお出しすることに。
「もしかして、あの人だけ祝わないつもり?誕生日特典をやるって決めといて、一度引き受けたことを撤回するのはプロの仕事とは言えないわね。社長賞を3回とった店長がいいならいいんだけどね。」
と皮肉たっぷりなオーナーの言葉に発奮した店長が機転を利かせたのです。
そこへ、息を切らせて男性が登場・・え?ってなるみんな。待ち人は亡くなっていませんでした。安らぎ会館で水道管の工事をしていて遅くなったことがわかりました。
な~~んだ!人騒がせなふたりですね!
そんなある日、店長は元の職場の前にいました。
「またお店に戻って来てください。」と言われて心が揺れる店長。
「営業部長に1週間時間をくださいって伝えてもらえるかな。」と言っていて、それを聞いてしまった伊賀は気が気じゃありません。
そして、店長はオーナーに直訴します。
「ホスピタリティーを重視すれば店は繁盛するってことを立証するためにも、1週間俺の好きなようにやらせてください。経営のあり方を検証したいんです。」って。
「好きにしたら。」とオーナーの返事。
店長は張り切ってお客様のために走り回るのですが、わがままなお客様ばかり。
「おはしいただけますか?」という老人グループ
「レストランはホスピタリティーだけじゃ駄目よ!」というオーナーの言葉も耳に入らない店長は、ひたすらお客様のために尽くします。
「マヨネーズもらえます?」
「煎茶はありますか?」
「スマホの電源切れちゃった。」
「このお肉、一口サイズに切り分けてもらえます?」
要求がどんどんエスカレートしていきそう!
ワインのしみまで落としたり、ちょっとやりすぎでは?って思っちゃいました。
「お皿もらえます?デザート用フォークも。料理教室で作ったケーキ食べるの。」
さすがにどうかと思うけど、言うことを聞いてしまう店長でした。
「ここ、フレンチレストランよね?」
とオーナーに言われ、ようやく我に返る店長なのでした。
「サービスの限度を超えると店が壊れる・・ホスピタリティーで息が詰まる・・大事なのは店のあり方だ。」
それに気づいた店長は、オーナーに聞きます。この店のあり方とは?
適当な答えしか返ってこないので、嘆きます。
「こんないい加減なオーナーのもとじゃ、経営の手腕を発揮できない!」と。
「何故?何故繁盛させないといけないの?私は店が潰れなければ文句言わないけど。」
最強の答えですね!さすが破天荒なオーナーです。
「お客様に寄り添うのは結構。でも一番大事なのは自分よ!」
「さらに、この私が快適かどうかよ。」
おっと~~出ました!問題発言が!笑
でも、深読みすれば、オーナーが心地よければ、大変のお客様は心地良いわけで、オーナー好みのお客様に来ていただけるということ。気に入らないお客様には来ていただかなくてもいいっていう潔さも感じますね。
店長は肩の力が抜けて
「これからは、ゆるっゆるでいきます!」
このお店のカラーのどんどん染まっていきそうですね。でも、楽しそうなお店でいいな~って思います。私もこんなお店でフレンチをいただいてみたいです。しばらく食べていないので、フレンチ食べたいなって思っちゃいました。
最後に賄いで食べていた牛丼も美味しそうでしたね!食べたくなりました!