「まどろみバーメイド」第7話あらすじ
ある日、日代子(八木アリサ)は帰り道に誰かにつけられてる気がして、もしかしてストーカーなのかと不安になります。
騎帆(玄理)にストーカーに狙われていると相談しますが、気のせいじゃないの?と心配してもらえません。
ストーカーが気になって、フレアバーテンダーの仕事にも集中できず、注意されてしまう始末で、仕事に支障が出始めた日代子なのでした。
雪(木竜麻生)はそんな日代子に、屋台バーを手伝ってほしいと言い、ふたりで屋台バーをすることになりました。
開店の準備を始めると、雪は果物の買い出しに行ってしまい、なかなか帰ってきません。
一人残された日代子の前に突然現れたのは、パーカーを着たストーカー美樹本(大後寿々花)でした。しかし、それはストーカーではなく、かつての同級生なのでした。
「まどろみバーメイド」第7話ネタバレと感想
誰かに追いかけられてる気がする日代子は、仕事にも集中できずに休みをもらってしまいました。
雪は、自分の屋台バーを手伝ってほしいと提案すると、一緒にやることに。
「改めて思うけどさ~大変だよね。ひとりで屋台バーって。私には無理だ。そもそも屋台っていう発想がない。」
「私に屋台バーをすすめてくれたのは、日代子さんだよ。」
日代子さんは、すぐに忘れてしまうんですよね。このことも、すっかり忘れているようです。
「あーそうだ。果物買い忘れたんだった。日代子さんはここで待ってて。」
と言って、雪は出かけます。日代子をひとりにするためです。
実は、数日前にストーカーと思われるパーカーの人が、雪の屋台バーに来て雪に話をしていたのです。
日代子の高校の同級生だと言い、日代子が陰湿ないじめにあっていたのに何もできなかったことを悔やんでいました。
「トイレで泣いてるの聞こえて、自分が情けなくなったよ。」
「嘘で作った輪の中で笑って、本当に笑えてるのかわかんなくなって。」
と言う美樹本に、雪はこう言います。
「苦しさは比べられるものではありませんから、自分が自分であることを認めればいいと思います。」
「こんなこと人に話すの初めて、聞くのうまいね。」
「仕事ですから。」
雪もプロ意識が出てきて、頼もしくなってきましたね。
美樹本は、実は女でいるのが嫌で男になりたいという気持ちを抱いていました。そんな辛さもあり、いろいろ悩んでいたようです。
髪をバッサリ切って行動を変えても、社会では認められず中途半端なまま・・手術して体を変えない認めてもらえないんだ・・・と、いきなりヘビーな話。性同一性障害で悩んでいる人は多いのでしょうね。世の中の理解がもっと進むといいのに・・って思います。
雪を待つ日代子の前に現れたのは、美樹本でした。
「ミッキーだよね?」
日代子は明るい声で嬉しそうに言います。
「卒業までの3年間、ずっとニコニコ笑顔だった。いじめられても笑顔だった。」
「ごめん、ずっとひとりにしてごめん。」
いじめられても笑顔でいるって、すごいです!日代子さん。そして、そのことをずっと忘れずにいて謝るミッキーさんは優しい人ですね。
「たまたまバーで見かけて、変わらない笑顔だった。強いなって思った。」
っていうミッキーに日代子は言います。
「笑ってれば、とりあえず前に進めるって信じてますから。」
すごいですね。私もそんなに強くなりたいなって思いました。
日代子は、どんなカクテルを作るのでしょうか?
「グラスが7つ?」
「フレアバーテンダーのフレアは、自己表現っていう意味なの。」
「日代子レインボー、好きなの選んで。」
選んだカクテルを飲んだミッキーは言いました。このカクテル、すごすぎますね!一度に7杯のカクテル、しかも全部色が違うんですよ~そんなのが作れるなんて!飲んでみたいな。
「檜崎みたいに大雑把な味がするな。やっぱり元気になるわ。」
久しぶりに再会して、高校生に戻った二人・・これから新たな友情を紡いでいくのでしょうね。とてもいい再会でしたね。
日代子は、帰ると雪にお礼を言いました。
雪はチャーハンを作ってあげることに・・。いいな~女同士で暮らすのって。そういうの一度やってみたかったな~憧れます。
え?老人になったらやればって?介護付き老人ホームでですかね?笑
そんなわけで、今日も温かいお話でした。今日は日代子さんの強さがわかった回でしたね。次回はどんなお話か気になりますね。