「リーガルハート」第2話 あらすじと感想
村越誠一(反町隆史)の事務所に米倉正臣(橋爪功)が訪れ、伊豆の老舗旅館を救ってほしいという話を始めました。
負債10億円を抱えた老舗旅館が破産の危機ということですが、その旅館とは、文化財指定を受けた由緒ある建物で、何とかして守りたいということでした。
従業員に半年以上給料が支払えないほどの負債を抱え、経営者夫婦もどうしていいのかわからない状況でした。顧問弁護士も匙を投げてしまったこの案件を、村越は引き受けることにしました。
せめて文化財指定を受けた旧館建物だけでも守りたいとの思いで、村越は取引銀行と共に奔走することとなりました。
池田伸司(堀井新太)と共に現地調査に同行した永井茜(小池栄子)は、その町で同級生の花塚千束(矢田亜希子)と偶然再会しました。彼女は旅館の娘で、旅館の後継ぎだったはずなのにおかしいと思う茜。
千束と会った茜は、旅館の後継ぎになれず、まだ旅館に夢を持っていることを知り、この老舗旅館の女将になることを提案します。新しいオーナーを探していたからです。しかし、2億円を新たに借り入れて再建するので、その負債も引き受けることになってしまいます。
一方、債権者たちは、自分たちの未払いの分が払ってもらえなくなることで怒っていました。村越は説得して回るのですが、理解を得られるのかどうか微妙でした。
運命の債権者会議。過半数の同意を得られなければ、旅館は破産してしまいます。さて、どうなるのでしょうか?
「リーガルハート」第2話 あらすじと感想
今回もほっこりするいいお話でした。老舗旅館を守る!という強い意志、そして、絶対に諦めないという思いが多くの人を動かすんだな~って思いました。
そして、矢田亜希子さん演じる千束の強い信念と思いも村越と同じで、絶対に諦めないことでした。おとなしそうだけど、芯がしっかり通っている役が本当によく合いますね!和服が似合っていて、とても綺麗でした。
現実的に考えれば、いくら夢だったとは言え、2億の借金を背負うのはリスクが高いですよね~よく決心したな・・ご主人も理解があるなあ・・と思ってしまいました。
すでに成功している会社の社長さんが、道楽で旅館経営に乗り出すっていうのが一般的だと思うので、若夫婦っていうのが信用的にも難しいし、現実では難しいのかなって思ったけど、そこはドラマなんで、そこまで考える必要はないですね。
堀井新太さんが、フレッシュでかわいいです。弁護士を目指すも司法試験に落ち続けて、事務所で働いていますが、茜に突っ込まれながらも頑張っている姿がいいですね。ムードメーカーとしての役割を果たしていると思います。ちょっとイケメンですし!
今回、文化財指定を受けた日にちがアップになるシーンがあったのですが、ラストでその理由がわかりました。村越の娘さんの命日と同じだったのですね。だからこそ、運命を感じてこの旅館を助けたかったのでしょう。
差し入れのお弁当を持ってきた奥さん(和久井映見)も、理解があって優しくて理想的な奥さんですね!ああいう奥さんが欲しい~~って思う男の人は多そうです!笑
温かい気持ちになれるこのドラマ、次が楽しみです。