「凪のお暇」第3話 あらすじ
凪 (黒木華) は、北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) からの手紙で、携帯を解約し引っ越ししたことがバレたとわかりました。慌てて新しい携帯を買い、電話しました。。
とりあえず安心したようだけど、親戚の結婚式で近いうちに東京に来ることを知り、落ち込む凪でした。
近所に引っ越してきた 龍子 (市川実日子) に、慎二 (高橋一生) との出来事を聞いてもらう事に。「キスにビンタで応戦なんて少女漫画みたい!」 と興奮する龍子でした。慎二がクズだとわかると、どうして付き合っていたのか聞かれ、困ってしまう凪でした。
そこへ、部屋から出て来た ゴン (中村倫也) と出くわし、またまた 「少女漫画みたい!」 と興奮するが、職業がクラブオーガナイザーだと知ると、「私たちとは住む世界が違いすぎる」 と凪に言います。
ある日、龍子が凪に内緒で申し込んだ婚活パーティで、凪は思いがけない人と会ってしまいます。
慎二は相変わらず空気を読んで会社で忙しく振舞っていましたが、「彼女にビンタされたんじゃないか」と女の子たちに言われ、図星だったため周りの空気を凍らせることを言ってしまいます。
そんな頃、 うらら (白鳥玉季) とゴンと一緒にイワシのフリッターを作っていた凪。うららが揚げたてを上階に住んでいる 緑 (三田佳子) に持っていきたいと部屋を出ていきます。
凪とゴンは部屋の中で2人きりになり怪しい雰囲気に。
凪は自分の気持ちをはっきりさせるために、会社まで慎二に会いに行きました。ふたりで話し合いの結果、どうなるでしょうか。
「凪のお暇」第3話 ネタバレと感想
「ちゃんとしてるの?まさか、あのみっともない頭で外に出たりしてないよね?」
お母さん、こわ~~~!みっともない頭って、天然パーマなんだから仕方ないでしょうに・・しかも、生んだのはあなたでしょ?ちょっと理解不能な母でしたね。
「結婚式でそっちに行くわ。凪の新しいお家も見てみたいし。お母さん、凪に会えるのを楽しみにしてるわ。」って真顔で言ってましたね~全く笑顔なし!
そして、家の外には笑顔の坂本さんが!
「ちょっと待っててと言われたので、待たせてもらっています。」この人も個性的な人ですよね。
慎二のことを話すと、
「少女マンガじゃないですかあ~~~!」って何度も連呼する坂本さん。ちょっと笑えました。
そこへゴンさんが通りがかると
「誰ですか?あの笑顔が素敵な男性は。やっぱり少女マンガじゃないですかあ~~~!」って興奮する坂本さん。
でも、イベントオーガナイザーだの、パフォーマーだの聞いてしまうと
「大島さん、危険です!私たちとは住む世界が違うと思います。」って。真面目な坂本さんです。
「確かに私も思います。103号室と104号室の間に川が流れてると。」って凪。
「そんなクソみたいな男とどうして付き合ってたんですか?どこが好きだったんですか?」
坂本さん辛らつ~~!でも、的を得た質問だから、凪の心に引っかかりました。
「いいわねえ コイバナ。早速お友達できたみたいね。」って緑さん。
「お茶して相談乗ってもらって~こういうの実は初めてで。」嬉しそうな凪。本音で付き合える友達がいなかったんですね。空気を読んでばっかりだったから。
「後でレンジお借りしてもいいですか?」「1回10円~」って緑さんがウィンクするの、かわいかったです。
魚屋さんの前でゴンさんがホッケとイワシのどっちにするか迷っていて、凪が選んだのはイワシでした。そして、凪が作ったイワシのフリッターが、とってもおいしそうでした。
イワシには思い出がある凪でした。
慎二と水族館でイワシを見た時、一匹だけ反対方向に泳いでいるイワシを見つけ、頑張れって応援する凪。
「もし、はぐれて死んでしまったら私が食べてあげたいな。」と凪。
「お前、イワシ食うの?こんなの庶民の食いもんじゃん。」と慎二。
一方、凪の作ったイワシのフリッターをおいしそうに食べるゴンさん。
「凪ちゃん、これめっちゃうまい!いわしのフリッター。」凪は嬉しいですよね。
お母さんが上京する日が憂鬱な凪に、ゴンさんが言います。
「タイトルマッチじゃん。それまでに戦い方を身に着けなきゃ。」
そっか~って元気をもらう凪。「力をつけて決戦に備えます。まずは栄養とらなくちゃ。」
「凪ちゃん、ほんとに面白い~~ 凪ちゃん、かわいい。」あの癒し系の笑顔で言われたら、凪じゃなくてもふにゃ~ってなってしまいますよね。気持ちわかります。羨ましいです!
キスされそうになって、「からかわないでください。何度もこんなことされると本気にしちゃいますよ。」って凪が言うと、「本気にしていいのに。」ってゴンさん。
これはやっぱり恋の始まりなの?
一方、慎二は女の子の部屋でご飯を食べようとしても、つい凪と比べてしまいます。
できあいのものを買ってきたんだ・・・凪は有り合わせの手料理が美味しかったな・・とか。中華ドレッシングもすぐに作ってくれた・・とか。
遅いんだよ!気がつくのが!って感じですよね。
「貧乏くさくてやたらと染みる、あの節約飯」って慎二が言うように、凪の節約料理はどれも美味しそうで、作って見たくなるものばかりです。あんなのがチャチャッと作れたら女子力高いですよね~すごいです。
そして、坂本さんに連れられて参加した婚活パーティーで、元同僚の足立さんに会ってしまいます。
「安心してください。大島さんの分もエントリーしておきましたから!」って、相変わらず空気の読めない坂本さん。
足立さんには、ずっとサンドバックにされてきた凪でしたが、ゴンさんの言葉を思い出し、これはタイトルマッチ前哨戦だ!とばかりに、言いたいことを言うことができました。足立さんはショックを受けて退散・・・でも何故か凪はスッキリしないのです。
「男を肩書きで見ていて浅ましい」と言ったけど、自分も慎二のことを肩書きで選んでいたことに気がついた凪は、自分も浅ましいと思うのでした。
慎二の家庭も明らかになりましたね。整形を繰り返す母、外に愛人が4人と子どもまでいる父、行方不明の兄・・・でも、親戚の前では理想の家族として振舞う3人。空しいですね。すぐに解散して家族バラバラで、心が通い合っていません。だからあんなに寂しそうなんですね。
イワシの話も、慎二の気持ちは凪には少しも伝わっていません。不器用すぎる慎二が少しかわいそうになってきました。群れからはぐれたイワシを自分と重ねて、もっと行け!って応援していたのに、口では正反対のことを言ってしまったのでした。
「群れの中でスイスイ泳いでるように見えるけどね。」というクラブのママ。
「空気読んでるだけだよ。そこに俺はいないけどね。」という慎二。
「自分よりも空気を読む彼女の前だから、小学生みたいに自由に振舞えたのね。」とママ。
慎二は素直になれるのでしょうか。
公園で凪が座っていると、ゴンさんがお昼寝をしに来て言いました。
「流れてるかなあ~ここ。」って。川のことですね。聞こえていたようです。ゴンさんは不思議な人ですよね~だから惹かれてしまうのかな。
凪は決心して会社で慎二を待ち伏せしました。そこへ元同僚たちが来て、凪の変身ぶりに驚いていると、慎二も来ました。慎二が手を繋いで凪を連れていくと、みんなビックリ!あのふたりって付き合っていたの?って。
ふたりは向き合って話し合いを始めました。慎二は正直に自分の気持ちを言おうと思っていたけれど、凪にビシバシ言われてズタボロ状態になってしまいます。
「慎二の外側だけ見てた。肩書きに惹かれてただけだと思う。その証拠に、どこが好きだったか思い出せない。一匹だけはぐれたイワシの気持ちなんかわからないよね。ちゃんとひとりで泳いでみたいの。慎二のこと好きじゃなかった。別れてください。」
さすがに慎二がかわいそうでした。自業自得だとは言うものの、心の底はそこまで悪いやつじゃないので、少しはわかってやって~~って思わなくはないかも。慎二は自分のことはぐれたイワシだと思ってるのに、凪はわかっていないもの。
でも、また悔し紛れにひどいことを言ってしまう慎二でした。
「何様だよ、お前。とっくに別れてたわ。もともと付き合ってる気もないけど。せいぜい婚活パーティーで男漁り頑張ってください。」
慎二と別れてゴンさんの部屋に行く凪。エイって川を飛び越えていましたね。
「ハイボールのチョコミントのせ」をふたりで飲みながらいい雰囲気に。
「俺ずっと凪ちゃんと、こうして飲みたかったんだ。だから、すっげえ嬉しい。」
「ずっと一生懸命ちゃんとしようと頑張ってきたんでしょ。もっと力抜いていいと思うよ。せっかくのお暇なんだから。」あ~~もうだめですね、ここまで言われちゃうと。
というわけで、凪はゴンさんに抱かれてしまいました。
その頃、慎二は道路に座り込んでボロボロになっていましたが、通りがかったパフォーマーさんたちにチラシをもらい、クラブに行きました。そこにはゴンさん目当ての女の子たちが何人もいて、ゴンさんが「メンヘラ製造機」と呼ばれていることを知るのです。
「あいつ、やべえやつじゃねえか」
慎二じゃなくても心配になりますよ。大丈夫なの?凪~~~!
というわけで、次回がとっても気になります。楽しみですね。