「びしょ濡れ探偵水野羽衣」第8話のあらすじ
タヌキパーキングの社長・依頼人A田貫純子(河原幸子)が、兄の事務所にやってきました。池の水が全部抜かれるという奇妙な事件が何度もあり、犯人を捕まえてほしいという依頼です。
兄の淳之介(矢本悠馬)が悩んでいると、密かに恋心を抱く人妻・北山真奈美(葉加瀬マイ)に偶然で会いました。
依頼人B真奈美は、画家である夫が急にスランプに陥ってしまったと悩んでいて、その原因を探ってほしいとのことでした。
そんな中、羽衣(大原櫻子)は、母親が好きなラッセンのパズルを見つけ、完成させようと必死になっていたのです。完成させたらお母さんが帰ってくる気がすると、一心不乱にやっているのです。
そんな羽衣の姿に、淳之介は今回ばかりは自分ひとりで解決しようと決心します。ヤン(ヤオアイニン)の働くバーで、どこから手をつけるか、そして真奈美への淡い恋心に悩んでいる兄でしたが、真奈美の家を見せてもらうことにしました。そこには、壊れたテレビがあり、好きな番組が見られなくて悲しいという真奈美でした。
そこにやってきた男は、真奈美に動画を見せると、嬉しそうに見ています。この男の正体は?池の水の謎は解けるのでしょうか?
「びしょ濡れ探偵水野羽衣」第8話のネタバレと感想
「お兄ちゃん忘れたの?お母さんがどれだけラッセンが好きだったか。」
「普通にラッセンが好きだった。」
普通に好きってわかりにくいんですけど。笑
「私これ完成させる。これ完成させたらお母さんが帰ってくる気がする。」
ってラッセンのジグソーパズルに一心不乱になる羽衣です。そんなにお母さんに会いたいのですね。
派手な帽子をかぶったご婦人が、探偵事務所にやってきました。
「池の水全部抜かれてるの、勝手に。今月に入って2回も。」
と言い、犯人を捕まえるように依頼されました。
そんな兄は、人妻の真奈美さんに夢中です。真奈美さんが言うには、画家の夫が急にスランプに陥ったということで、その原因がわからず悩んでいるようでした。何とか力になりたい兄でしたが、どうしていいかわかりません。
暴れた夫にテレビを壊され、嘆く真奈美さん。
「毎夕楽しみにしていた番組があったの。もう見られない。」
そこにやってきた男は、真奈美にある動画を見せると嬉しそうにふたりで見ています。その様子を見て、気が気じゃない兄でした。
夫は人に見られることを嫌います。
「見るな見るな。」と言います。
「主人は極度の視線恐怖症なの。」と真奈美。1か月ほど前から常に誰かの視線を感じるという錯覚に陥ってしまったようなのです。
スランプ前の絵よりも今のほうがいいと思う兄でしたが、真奈美さんは前に戻ってほしいと望んでいます。芸術って難しいですね。
ヤンさんのバーで愚痴を言いながら悩んでいる兄でした。
「ヤンさんにはわからないよ。俺の純粋な恋心なんて。」
「何が純粋な気持ちだ。すけべ心だろ。」
相変わらず厳しいヤンさん。もっと言ってやって~!笑
「わかります、お兄さん。僕も許されない恋に悩んでいるんですよ。」
と言って近づいてきたのは、昼間、真奈美さんと話していた男でした。
「その人、池の水を抜く番組が見られなくなって落ち込んでるから、今日も抜いてきてさー池の水。その動画を見せたんだ。」
って言うではありませんか。そこへ依頼者から電話が!
「今日も池の水抜かれたよ。まだ犯人つかまんないの?」
ピーンときた兄。
「犯人捕まえました。これからうかがいますので。人妻のためとはいえ、池の水を抜くのは犯罪だからな。」
今回は、羽衣の力を借りずに事件を解決したお兄さん。やればできるじゃない!
「おお完成したか。これでお母さん返ってくるな。」
という兄に、羽衣は叫びます。
「お母さんが普通に好きだったの、ラッセンじゃない!ヒロ・ヤマガタだ!」
わあ~~~パニックになる羽衣でした。
今回はお水をかぶってタイムリープするシーンがなかったので、ちょっと物足りなかったですね。やっぱりタイムリープがあってこそですよね。次回に期待しましょう。
今回、池の水を抜かれた社長さんは、アパホテルの社長さんをイメージしていましたよね。CMも真似していたし、わかる人にはわかる!って感じで、遊び心を感じました。
次回はどんなお話になるのでしょうか。羽衣のお母さんは、いつか帰ってくるのでしょうか?気になりますね。