リーガル・ハート~いのちの再建弁護士

「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」第3話 あらすじと感想

「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」第3話 あらすじ

老舗呉服店『なみの』社長・波野公介(須田邦裕)が相談にやってきました。急死した兄に代わって社長に就任したけど、資金繰りが苦しく経営に行き詰っているとのことです。

しかも救いの神と思っていた宅磨譲司(徳重聡)は“乗っ取り屋”ではないかという疑惑があるそうで悩んでいました。

宅磨は姉の愛子(堀内敬子)と結婚の約束をしていて、簡単には辞めさせられない状況になっていました。姉は宅磨の言いなりで、社長の言葉に耳を傾けることはありません。

困り果てた公介は、村越誠一(反町隆史)のもとに駆け込んできたのです。しかし、宅磨は、兄が残した保険金3億円を奪う計画を実行しようと動き出していました。

村越は「なみの」を救うことができるのでしょうか。

「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」第3話 ネタバレと感想

今回のお話は、乗っ取りやのお話でした。よく聞く話ですけど、実際こんな詐欺師みたいなのに近づかれたら、善良な人は簡単に騙されてしまいますよね。本当に怖かったです。

流し目で女を虜にしてしまうイケメンだけどうさんくさい男を、徳重さんが上手に演じていましたね。本当に裏表がある男っていう感じで、お姉さんが騙される気持ちもわかるし、裏の顔の怖さもすごく出ていて、ピッタリの配役でした。

相変わらず、ドジだけど一生懸命のかわいいのぶクンは、宅磨に水をかけたり、宅磨の部下に殴られたりと大活躍でした。いい味出してたわ~!

そして、小池栄子もこのドラマになくてはならない存在。ピシッと締まるんですよね~要所要所で彼女が出てくると。演技が上手だなって思います。

ここへ来たからは、もう安心です。」って言われたら、どんなに心強いことでしょう。どんなに難しい案件も引き受けてしまうんですから、すごいですね。その分、部下たちが頭を抱えることもあるんだけど、採算度外視で人のために頑張る姿は立派です。

今回は残念ながら倒産してしまったけど、そうせざるを得ない状況であれば、そういう選択もあるっていうところにリアリティがありましたね。

宅磨のことを流し目の貴公子って言っていた折、流し目の俳優を夢中になって見ていた妻と母に複雑な思いを感じた村越の姿が面白かったです。

最後のお姉さんのせりふがかっこよかったです。

私が馬鹿だった。」

いい夢見ただろ。おばさん!

最初からわかってたわよ 安物だって。ただ、私はなみのと従業員を守りたかっただけど。あなたなんかに乗っ取られるほど120年ののれんは軽くないわよ。

姉と弟、ふたりで力を合わせて、一からやり直していくのでしょう。未来は明るいと思わされるラストで、とてもよかったです。家族の絆を感じました。

またいつか、ふたりで新しい会社を作って呉服屋さんを始めるのかもしれませんね。

乗っ取りやが逮捕されて本当にホッとしました。でも、日本全国でこのようなことは頻繁に起きているのでしょう。そういう意味でも、気をつけないと・・って会社経営されている方には注意喚起にもなったのではないでしょうか。とても勉強になりました。

次回も楽しみです。