「ランウエイ２４」第４話 あらすじ
Peachに辛口記事で知られる大手航空雑誌の取材が入りました。
掲載内容次第で「業界内での立ち位置が決まる！」と意気込む
淀川CEO（小倉久寛）は、香月徹也（白石隼也）に取材の対応をするように頼みました。しかし、徹也はフライトに集中したいと言って、これを拒否するのです。社長命令であるにも関わらず耳を貸そうとしません。
その役を押し付けられた井上桃子（朝比奈彩）は、記者とのやりとりに悪戦苦闘します。
記者の木暮（伊嵜充則）はとっつきにくく、何かと突っかかってくるのです。
その木暮と徹也とは、実は面識があるらしく、過去に何か確執があったのか？なぞは深まるばかり。木暮の言葉を聞いて、徹也の過去が気になった桃子は、ネットで調べてみました。すると、徹也が以前の職場で事件を起こしていたことがわかったのです。
ある日、徹也が体調不良で倒れてしまって、医務室に運び込まれました。そんな中でも、仲間を信用せず、何でも自分でやろうとする徹也に、イライラしてしまった桃子は、つい事件のことを口にしてしまうのでした。
暴行事件は本当にあったのか？気になる桃子は、記者に本当のことを聞こうとします。
一体何があったのでしょうか？
「ランウエイ２４」第４話 ネタバレ、感想
記者の対応をすることになった桃子でしたが、記者は横柄な感じで扱いにくい人でしたね。桃子のことを「お姉ちゃん」って言うし、桃子は内心うんざりしていた様子でした。
記者が香月のことを電話で話していて、「あんな暴力事件があったのにな。」という言葉を聞いてしまった桃子は気になって仕方ありません。ネットで調べると、香月が暴力事件を起こした内容が書いてありました。
そこへ香月が倒れたという連絡が来て、駆けつける桃子。心配して声をかける桃子に、相変わらずの冷たい態度の香月。
「余計なお世話だよ。お前らに任せておけるか。信用して何かあった時、誰が責任取るんだ。」
という香月に、桃子はつい言ってしまいました。
「そんなに私たちが信用できないんですか。勝手過ぎます。どうして誰も信じないんですか。そんなだからあんな事件を起こしたんじゃないですか。」
桃子は社長に事件のことを知っているかと聞くと
「君はネットの天気予報だけで離陸の判断をするのかね。パイロットなら、あらゆる状況を精査して判断しなさい。」
と言われたのでした。
桃子は記者に本当のことを聞いてみました。すると、暴力というのは違っていて、後輩が教官から暴力を受けそうになったのを助けようとして、不可抗力で教官が怪我をしたというのが真相でした。
香月は、パワハラを受けていた後輩を何とかして助けたいと思っていて、事件後も罪をひとりでかぶり、教官のパワハラがなくなるようにと訴えをしました。が、後輩の言葉は・・
「心当たりありません。教官の指導に問題はありませんでした。」
驚いた香月は、後輩に何故そんなことを言ったのか聞くと
「僕はただパイロットになりたいだけなんです。僕も必死なんです。教官に逆らったらパイロットになれません。誰も頼んでないです。もう僕に関わらないでください。」
香月は裏切られた気持ちだったでしょう。そのことがあってから、香月は誰も信じられなくなったのでしょうね。後輩の気持ちもわからないではないけど、自分を犠牲にしてまで助けてくれた先輩に対して、それはないでしょう～って思いました。香月がかわいそうです。
香月は昔は熱血漢だったのですね。そんな事件があれば、変わるのも無理ないかも。
記者が香月に「いいところだね。」って言うと、「どこが」って言ったけど、お節介なふたりが香月を心配してあれこれ言ったり、おはぎを無理やり食べさせようとしたりしているのを微笑ましく見ていた記者さん。安心したことでしょう。
そして気になる記事も、好意的に書かれていて、そこには笑顔の香月の写真も！
「笑顔初めて見ました」とからかう桃子に、焦る香月がかわいかったです。やっぱりイケメンですね。そして、笑顔がかわいいです。もっと笑えばいいのに～～笑
そして、桃子が言った一言。
「私たちは裏切りませんから。」
いいですね！まっすぐな桃子の言葉だからこそ信用できます。
「でも、信用しないぞ。人は必ず裏切るんだ。」
なんて言う香月の心の傷は深そうです。
「お前もいつか痛い目を見るぞ。」
という香月は、純粋な桃子を心配しているのかもしれません。
「そうかもしれません。でも、そしたらその時また考えます。」
「俺がキャプテンになったら、最初のコウパイはお前だ！」
っていう香月は、桃子のことを信じ始めているのでしょう。
「誰も頼んでませんけど！」
って笑う桃子と香月は、初めて分かり合えたようでしたね。
ひとりになって少しだけ微笑む香月がよかったです。桃子によって少しだけ心が開いた感じです。これからもっともっと心を開いていってくれることを期待します。
もっと笑顔が見たいですね。次回が楽しみです。
